📚 今西祐行

2024/12/25

 とても短い作家評第54回です。

 今西祐行は1923年生まれの児童文学者です。 『肥後の石工』で国際アンデルセン賞国内賞を受賞したほか、 日本児童文学者協会賞、NHK児童文学奨励賞など数多くの文学賞を受賞しています。


 『肥後の石工』は江戸時代に実在した、熊本県の石橋工事技術に秀でた石工たちの姿を、 時代小説として鮮やかに描き出した作品で、岩永三五郎を中心に、 丈八、宇吉、仁、吉、里といった人物を配し、石橋架橋の裏側にある 封建時代のドラマを石工たちの心意気とともに描き出し、児童文学をこえた作品になっています。

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