📚 舟崎克彦

2024/08/14

 とても短い作家評第21回です。

 舟崎克彦は現代の代表的な児童文学作家です。 「ほっぺん先生物語」シリーズで路傍の石文学賞を受賞するなど、 国内外の様々な児童文学賞を受賞しています。

 「雨の動物園」は国際アンデルセン賞優良作品に選ばれた作品で、 作者の動物、なかんずく鳥好きがよく表れています。 戦後の東京を中心に、コジュケイやウグイス、ヒバリなどの野鳥を次々に飼い、 その生態や逸話を披露していく中で、 子供時代のかけがえのない時期を生き生きと描いた本作は、 日高敏隆氏の小論の物語版という感じがします。


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